紫外線 | シミの原因

紫外線

紫外線による日焼けがシミの原因となる仕組みや、紫外線とはどのようなものかを詳しく解説。シミを防ぐための基本となる、日々の対処法などもまとめています。

シミ・日焼けを引き起こす紫外線とは

紫外線とは、地球に到達する光のうちで最もエネルギーが高く波長の短いもの。波長によってUVA(A波)・UVB(B波)・UVC(C波)に分かれますが、地表に届くものはUVAとUVBのみ。どちらも日焼けの原因となり、シミ予防の観点からすればできるだけ避けたい光です。UVAとUVBの特徴は以下の通り。

UVA

長波長紫外線とも呼ばれるUVAは物質を透過しやすく、皮膚の奥(真皮)にまで到達するのが特徴。真皮層にある線維芽細胞を傷つけ、シミやしわを作る原因となります。皮膚に急激な変化を与える作用は少ないですが、ずっとUVAを浴び続けているとダメージが蓄積され、いずれ黒っぽい色素沈着を引き起こすことも。また、すでにできているメラニン色素を酸化・黒化させる作用もあるので、日頃からの注意が必要です。

UVB

中波長紫外線とも呼ばれるUVBは、皮膚に急激な変化を与える紫外線。皮膚に対する刺激が強く、肌を赤くして熱症状態にしたり、数日~数週間にわたって肌を黒くする色素沈着反応(サンタン)を引き起こします。シミの直接的な原因であるだけでなく、皮膚の表皮細胞のDNAを異常化させて皮膚がんに発展させるなど、生体への影響が強いのも特徴です。

 

紫外線によってシミができるメカニズム

表皮は外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層」の4つの層に分かれており、その大部分を表皮角化細胞(ケラチノサイト)が占めています。厚さは0.1~0.3mmと非常に薄く、常に代謝(ターンオーバー)を繰り返しています。

表皮角化細胞が紫外線によってダメージを受けると、肌を守るために色素細胞(メラノサイト)にメラニンの生成を指示。色素細胞の働きが活発になり、メラニン細胞を過剰に作り出すようになるのです。

これが日焼けのメカニズム。メラニン色素は通常であればターンオーバーと共に体外へ排出されますが、過剰に作られると排出が間に合わず、皮膚表面に残ってシミとなってしまうというワケです。

紫外線によるシミ対策

正しい紫外線対策の知識をまとめています。紫外線は屋外だけでなく屋内にいっても影響を受けるため、常に気を抜かずシミ対策を行うことが必要です。

日焼け止めを使用する

紫外線対策の基本は、まず日焼け止めを使用すること。種類や機能を熟知し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

SPF

SPFとは「Sun Protection Factor」の略称であり、紫外線防御指数とも呼ばれています。UVBの防止効果を表しており、数値が大きいほど防止効果はアップ。1SPFは20分間UVBをブロックする効果を表しているため、SPF20の日焼け止めを使えば20×20=400分の持続効果が期待できます。ただし、数値が高いほど肌への負担も大きくなるため、海水浴などへ行くなら数値の高いSPF50・日常生活ならSPF20など、シーンに合わせて使い分けましょう。

PA

PAとは「Protection grade of UVA」の略称で、UVAの防止効果を表すもの。PA+~PA++++と効果が段階に分かれており、+が多いほどUVAブロック効果が高くなります。UVAは天候・季節・屋外・室内を問わず肌にダメージを与えるため、一年を通してしっかり対策をすることが大事。日常生活であれば、PA+~PA++程度で問題ないと言われています。

肌の露出を避ける

日焼け止めをきちんと塗ったとしても、長時間にわたって紫外線を浴び続けるのは肌に悪影響。季節を問わず、できるだけ肌を露出する面積は少なくした方が得策です。顔の紫外線対策は帽子や日傘、首元やデコルテはストールやネックカバー、見落としやすい目元はサングラスが有効。夏場でもUVカット素材の上着を一枚持っておくと、紫外線対策としてはとても便利です。

紫外線を浴びた後のケアを迅速に

うっかり紫外線を浴びてしまったら、時間を置かずすぐにケアを行うことが大切。日焼けをしてしまっても1~2日のうちにきちんとケアをすれば、シミを防止できると言われているのです。まず、皮膚の火照りが鎮まったら、美白効果と保湿効果の高い化粧水でローションパック。美白成分にはメラニン色素の生成を抑制する効果があるため、早めに使用することで高い効果が期待できます。

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