友利新先生が教えるシミ対策ガイド

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顔のシミを改善・予防するための正しい対処法 » 肝斑の正しい対策・治療法ガイド » 肝斑を改善するための治療法 » 内服・外用薬(肝斑)

内服・外用薬(肝斑)

30代を過ぎると左右対称で広範囲に表れる「肝斑」。こちらでは、肝斑に効果があるとされる内服・外用薬をまとめて紹介しています。

成分の種類や薬を使用する際の注意点もまとめているので、肝斑治療をお考えの方はぜひ参考にしてください。

内服・外用薬は肝斑に効果的?

肝斑に効果的な成分を、直接体内に取り込む内服薬を用いた治療法。肝斑に効果があるとされる有効成分を、気になる場所に直接塗ることで改善する外用薬を使った治療法があります。どちらの治療法も、継続して使用すると1ヶ月ほどで効果を発揮。効果には個人差がありますが、ゆっくりと肝斑を改善していきます。

レーザー治療や光治療と違って、肌に直接刺激を与えないので、痛みがダメだった方でも試しやすい治療法です。

内服・外用薬の種類

トラネキサム酸

色素沈着の抑制効果で肝斑を治療する内服薬です。服用することで、有効成分が血流にのって皮膚の内側から効果を発揮します。抗炎症や止血のための薬として使われていた薬です。肝斑を改善する効果が発見され、2007年に一般用医薬品として認可されました。

ハイドロキノン

1940年代からアメリカで使用されていた、美白効果を持つ成分。外用薬に使われています。メラニン合成の抑制、過剰なメラニンの破壊、メラニンが集まったメラノソームを分解する働きを持つ、シミを薄く改善する成分です。

ハイドロキノンの美白効果はとても高く、現在開発された成分でハイドロキノンより効果があり、安全性が確立されたものはないと言われています。

ハイドロキノンは化粧品にも含まれる成分ですが、シミを薄くするほど高い濃度は配合できません。高濃度のハイドロキノンは、クリニックで処方してもらえるものだけとなっています。

トレチノイン

ビタミンA誘導体の一種であるトレチノイン。塗るニキビの治療薬としてアメリカで認可を受けており、シミやシワに効果があります。ターンオーバーを促して肌質を改善することから、アンチエイジング外用薬として広く使用されている成分です。ハイドロキノンと併用することで美白効果を高め、ほとんどの肝斑が薄くなると言われています。

クリニックでの内服・外用薬処方の流れ

クリニックによって若干変わりますが、内服・外用薬処方の大まかな流れはこのようになっております。

1.カウンセリング

治療の目的や肌の状態を確認して、処方する薬の成分濃度などを決定します。正しく診断できないことがあるので、化粧は落としておきましょう。持病や治療中などの理由で薬の処方を受けている方は、薬やおくすり手帳を持参して伝えてください。

2.処方箋を受け取り治療開始

クリニックから薬をもらったら治療が始まります。肝斑が濃い場合は内服薬のトラネキサム酸と外用薬のハイドロキノンとトレチノインの併用を勧められることも。処方された薬は用法用量を守って使用してください。

内服・外用薬で肝斑を治療する際の注意点

肝斑改善のため内服・外用薬を使用する方は、以下のことに注意してください。

肝斑の治療中は別のシミが目立ってしまう

トラネキサム酸を服用して周囲に広がった肝斑を改善したことで、肝斑に隠れていた別のシミが目立つことがあります。別のシミを抑えるためには肝斑を改善し、その後シミの治療を始める必要があります。

ハイドロキノンは原因を解消しない

ハイドロキノンは、表皮にできた肝斑を薄くする効果を持っていますが、肝斑ができる原因を解決するわけではありません。つまり、完全に肝斑を消すことはできないのです。

肝斑ができる原因ははっきりしていないため、ハイドロキノンの効果が期待できないことも。ハイドロキノンを使用している間は肝斑が薄くなりますが、使用を止めるとシミが戻るため継続的に使用する必要があります。

紫外線対策を行う

ハイドロキノンは紫外線に弱い特徴があります。塗った状態で紫外線を浴びると、通常より紫外線の影響が強くなりシミや肝斑を濃くしてしまう可能性も。ハイドロキノンを使用しているときは外出を控えるか日焼け止めクリームを塗るなど、紫外線対策をしっかりと行いましょう。

白斑になる可能性がある

ハイドロキノンを1年以上使用していると、塗っていた場所が白斑になる可能性があります。これは、メラノサイトと呼ばれるメラニンを作る場所の働きが抑制されることが理由です。

乾燥やヒリヒリとした感覚がある

外用薬のトレチノインを使用していると乾燥やヒリヒリとした感覚が続くことがあります。医師の診断によってはトレチノインの濃度を調整することもあるので確認してください。濃度を上げた場合は、刺激も上がります。

トレチノインを使用できない方がいる

トレチノインはビタミンA誘導体の一種。妊娠中にビタミンAを過剰摂取すると赤ちゃんに悪影響を与えてしまう可能性があるため、妊娠中や授乳中の方はトレチノインを使用できません。