友利新先生が教えるシミ対策ガイド

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顔のシミを改善・予防するための正しい対処法 » 知っておきたい!シミに効く成分辞典 » トラネキサム酸

トラネキサム酸

肝斑を改善するはたらきとして注目されているトラネキサム酸。具体的にはどのような成分なのか、摂取方法や副作用についてもまとめています。

トラネキサム酸とは?

トラネキサム酸とは美容皮膚科でシミや肝斑の治療に使用されているほか、美白の有効成分として化粧品などにも用いられています。シミの原因となるメラニン色素の生成に関わるプロスタグランジンなどの物質のはたらきを抑制する作用や炎症を抑える働きがある成分。平均3ヶ月くらい効果を実感しますがで、早い人だと2週間でシミの改善を感じられることもあるほど。ターンオーバーの周期・体質・体調によって効果が変化します。さらにそばかすやニキビ跡、肝斑にも効果が期待されている成分です。

トラネキサム酸が効果的なシミのタイプ

トラネキサム酸が数あるシミの種類の中でも最も効果を発揮するのは以下の通りです。

トラネキサム酸はメラニンをつくりだすメラノサイトに作用し、色素沈着を抑えることで肝斑を改善すると言われています。

トラネキサム酸には、シミ発生物質プロスタグランジンなどをブロックするはたらきがあります。メラニンの生成を抑制してそばかすを防ぎます。

シミがもたらすシミへの効果

トラネキサム酸は、血の固まりを溶かす役割をもつプラスミンを抑制する成分で、肝斑を改善するうえでとても重要な役割を果たしています。肝斑は女性ホルモンの影響や紫外線によってメラノサイト活性化因子(情報伝達物質)がメラニンを量産するメラノサイトに作用することで発症するシミ。プラスミンというメラノサイト活性化因子のはたらきをブロックするのがトラネキサム酸です。メラノサイトに直接働きかけず、周囲の細胞に働きかけるのが特徴。それにより、メラノサイトが活性化するプラスミンなどのたんぱく質分解酵素の作用が抑えられ、メラニン生成の抑制に繋がると言われています。

トラネキサム酸の摂取方法

大手化粧品メーカーを中心に数多くのトラネキサム酸を含む化粧品が販売されています。内服薬に比べて即効性はないので、継続した使用が必要。続けやすい値段のものを購入するのがおすすめです。副作用はないとされていますが、敏感肌の方はパッチテストを行ったうえで使用するようにしましょう。

病院から処方されることもあれば、市販の薬局で売られていることもあります。使用量や用途、副作用などを確認して服用するようにしましょう。

トラネキサム酸を摂るときの注意点やリスク

トラネキサム酸には止血作用があるので、摂取することで血液が固まりやすくなる可能性があります。錠剤などで服用する場合は主に3つの副作用が考えられるので注意しましょう。

トラネキサム酸は経血量が多い過多月経の治療にも用いられており、血を止まりやすくします。そのことから、生理中の経血が少なくなり、生理不順などを引き起こす可能性があるでしょう。

これは一時的な症状の場合が多いですが、食欲不振や吐き気、胸やけにおそわれる可能性があります。腎機能の低下した方や高齢者の服用には特に注意が必要。

血栓のある人または血栓症を抱えている方は要注意。トラネキサム酸は血栓を溶けにくくする作用があるので、これらの病気を悪化させてしまいます。

錠剤を服用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談したうえで使用してください。一方、トラネキサム酸を含んだ化粧品を使用する場合は血液に入ることがないので、ほぼ副作用はないと考えていいでしょう。

トラネキサム酸が含まれる食材

食材には入っていませんが、美容クリニックなどで行われる「イオン導入」という治療方法でトラネキサム酸を摂取することが可能です。微弱の電流を使ってビタミンC誘導体やプラセンタなどを肌の奥へと届ける美容方法。肌表面に薬を塗るだけに比べて、数十倍の効果があるとされています。また、家庭でも使用できる美顔器なども販売されており、手軽にできるようになっています。