エラグ酸 | シミに効く成分

厚生労働省認可の美白成分の1つ、エラグ酸のシミ改善効果について詳しくご紹介しています。メラニン発生を防ぐメカニズムや、使用するにあたって気をつけたいポイントなどもまとめました。

シミを防ぐ美白成分エラグ酸とは

エラグ酸とは、イチゴ・ブルーベリー・ラズベリー・ブドウ・クルミなどに含まれる天然ポリフェノールの一種。高い抗酸化力を持ち、もともとはシミではなくガンの抑制効果で注目されていた成分です。1831年にフランスで発見され、日本で厚生労働省に認可されたのは1996年。今では、さまざまな医薬部外品や美白系化粧品に配合されています。

エラグ酸のしみへの働き

エラグ酸には、メラニン色素を黒色化する酵素・チロシナーゼの働きを強力に抑える作用があります。皮膚が刺激を受けるとチロシナーゼの働きが活発になりますが、エラグ酸はチロシナーゼの中にある銅イオンを除去することで活性化をブロック。メラニン色素の生成・黒色化を防ぎ、シミ・そばかす・色素沈着を改善していきます。

その効果は「肌の漂白剤」と呼ばれるハイドロキノンと同等と言われており、できてしまったシミにも高い効果を美白発揮します。

ポリフェノールの一種であるエラグ酸は、高い抗酸化作用を持っているのも特徴。紫外線・喫煙・ストレスなどによって発生する活性酸素を除去し、健康な細胞を守ってくれます。活性酸素はシミの原因ともされているので、美白効果とのダブル効果も期待大です。

気になる副作用と注意点

天然のポリフェノールであるエラグ酸は刺激が非常に少なく、副作用の心配がほとんどありません。高い抗酸化力を持ち、医療分野(ガン予防など)でも採用されている成分なので、シミ改善にも安心して使用することができます。

しかし、市販の化粧品に配合されているエラグ酸の量には制限が設けられています。シミを除去するのに必要な濃度を配合することはできないため、根本から解決するという点ではハイドロキノンに軍配が上がります。

以上を踏まえ、エラグ酸配合の美白化粧品を使用する際は、シミの除去より予防という観点で使用した方がよいでしょう。また、低濃度で副作用が出にくいとはいえ、人によってはエラグ酸配合化粧品が肌に合わない場合もあります。トラブルが発生した場合はムリをせずに使用を中止し、皮膚科専門医に相談するようにしてください。

参考レポート

【色素沈着症に対するエラグ酸配合製剤の有用性評価】

こちらの報告では、色素沈着に対するエラグ酸の有用性を検証しています。この試験では、肝斑、炎症後の色素沈着、雀卵斑(そばかす)、加齢による色素沈着等をもつ女性70人を対象に、エラグ酸を0.5%配合した製剤を1~3ヶ月継続的に使用し、状態を評価しています。結果、雀卵斑を除き、使用1ヶ月で著しく改善していることがわかりました。なお、悪化や顕著な周辺部への脱色といった副作用もみられていません。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/skinresearch1959/43/4-5/43_4-5_286/_pdf
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