友利新先生が教えるシミ対策ガイド

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資生堂と日本気象協会が開発「シミ・リバウンド指数」

年齢を重ねてもシミのないキレイな肌は女性の憧れ。特に紫外線対策はシミに有効なのは知られていますよね。実は、シミは春夏の紫外線対策だけでは防ぐことができません。にも関わらず、多くの人は秋冬の季節になるとシミのケアを中断してしまいます。しかも、紫外線だけでなく、乾燥もシミを作る要因ひとつであることをご存知でしょうか?シミができないように女性はさまざまな対策を行なっています。ここでは、お肌のケアを中断してしまうことで発生する「シミ・リバウンド」についてご紹介します。これまで続けてきた春夏の努力を無駄したくない人は、ぜひ参考にしてください。

シミ・リバウンドって何?

シミ・リバウンドとは資生堂が名付けた言葉で、美容ケアを中断し元のメラニン環境に戻ってしまう状況のことです。秋冬になり紫外線が弱くなることで油断してしまい、美白ケアをやめてしまうことで発生します。

秋冬の美白の悩みは一般的に、肌の透明感のなさやくすみなどが挙げられます。それらは乾燥や肌のターンオーバーが正常に働かない、血液循環の不調で発生。一方、シミは紫外線が最大の悪化要因であると認識されており、紫外線の量が少なくなる秋冬は春夏に比べて美白ケアに力を入れなくていい時期であると考えられています。資生堂はシミ部位特有の肌状態の研究を通じて、「シミは肌の乾燥による刺激でも肌内で増えるため、秋冬では乾燥に注意する必要がある」としています。

秋冬に美白ケアをやめてしまう「シミ・リバウンド予備軍」が約4割!

女性たちの肌悩み調査で、常に上位にランクするシミ。そのため、シミを改善するための有益な情報をまとめている女性はたくさんいます。しかし、資生堂が25~59歳の女性に「秋冬に美白ケアを中止するかどうか」を調査したところ、実に41%の女性が中断していることがわかりました。つまり、秋冬に美白ケアを中断し、肌内部のメラニン環境が元に戻る「シミ・リバウンド予備群」が約4割もいるということになります。

また、「シミの原因として考えられるものは何ですか?」の質問には紫外線が82.4%に対して、肌の乾燥と答えた人は32.1%と圧倒的に少なく、低い認知数でした。その結果からも秋冬に中断する原因は、シミ・ソバカスに対する認識不足があるようです。[注1]

「シミ・リバウンド」を促進する秋冬にしてしまいがちな行動

秋冬に美白ケアを中断するシミ・リバウンド予備軍は、肌の乾燥を促す環境や紫外線の対策不足により「シミ・リバウンド」を加速させる可能性があります。

以下の行動をしている人は注意しましょう。

ひとつでも当てはまる人は「シミ・リバウンド」になる可能性があるので、注意しましょう。

秋冬にシミ・リバウンド、悪化してしまう原因

シミ・リバウンドを引き起こす最大の原因は「シミを作るのは紫外線だけ」という思い込です。もちろん、紫外線はシミを発生させる大きな理由ですが、実は肌の乾燥もシミの原因になります。

乾燥とシミの関係

シミを作る直接の原因はメラニン色素です。ターンオーバーが活発な肌は、細胞が活発に生成されるためメラニンがなくなりやすくなります。しかし、乾燥して肌に潤いがなくってしまうとターンオーバーが正常に働かなくなり、さらには角質層が乱れることで肌の水分が蒸発し、肌の乾燥が進むという悪循環に。肌のターンオーバーが遅くなった肌は、メラニン色素が徐々に蓄積されて、シミが増えるだけでなく大きく濃くなってしまうのです。

静電気もシミの原因!?

静電気もシミの原因となることをご存知でしょうか。人間の体は常に微量の電気を持っており、普段は自然放出しながらバランスを保っています。しかし、外気や皮膚が乾燥すると放電がうまくできません。体内に溜まった電気を一気に放出した状態が静電気の正体です。静電気は空気中のゴミや細菌を引き寄せる性質もあります。空気中にあるさまざまな異物を皮膚に付着させ、肌荒れの原因をなってしまうことも…。静電気が発生しているということは、肌が乾燥している状況になります。室内の温度調整やこまめな手洗いなど静電気対策をしっかりと行ないましょう。

360°紫外線

秋冬の季節は顔全体に当たる「360°紫外線」が発生します。夏はシミやそばかすが気になりやすいほほの周りを中心に上から紫外線が当たりますが、秋冬は太陽の高さが下がるため、顔全体に紫外線が当たるのです。そのため、対策を行なわなければ紫外線を浴びて、シミになるリスクを高めてしまいます。秋冬の時期は夏のピーク時に比べて紫外線の量は減りますが、しっかりと対策するようにしましょう。

また、資生堂の研究ではさらに気になることも判明しました。秋冬の季節はターンオーバーの低下だけではなく、「シミ悪化因⼦」というメラノサイトを活性化させてメラニンを生成するシグナルが、シミ構造の中で多く発⽣しているそうです。秋冬の季節は気温が低くなるため、紫外線ダメージやシミのリスクを意識しなくなってしまいます。美しい肌にするためには年間を通してしっかりとスキンケアを行ないましょう。

シミ・リバウンド指数について

シミ・リバウンド指数とは

湿度や紫外線のデータを元にシミがリバウンドしてしまう危険度を指数化したものです。一般財団法人日本気象協会の公式サイトで、全国142地点の指数を5段階にレベル分けをして毎日更新しています。シミ対策やシミ再発防止をしたいけど、何をしたらいいのかわからない人はシミ・リバウンド指数を1日1回チェックするようにしましょう。[注2]

算出方法

シミ・リバウンド指数は化粧品の国内シェア率が上位の資生堂が長年行ってきた肌や美白ケアに関する研究結果と、日本気象協会が持つ独自の気象ノウハウから湿度と紫外線データを合わせて分析し算出されています。そのため、どちらも知名度のある企業なので、安心して見ることができるでしょう。

そんなシミ・リバウンド指数は、全部で5段階に分けることができます。

シミ・リバウンドリスク5 外の紫外線・湿度ともに注意
オススメのスキンケア:普段のスキンケアにプラスして美白マスク
シミ・リバウンドリスク4 屋外の紫外線・湿度やや注意
オススメのスキンケア:紫外線ケアと美白ケア
シミ・リバウンドリスク3 空気が乾燥気味、加湿と保湿が必要
オススメのスキンケア:朝も夜も入念に美白ケア
シミ・リバウンドリスク2 空気がじめじめ、除湿が必要
オススメのスキンケア:いつものスキンケアに美白ケアを加える
シミ・リバウンドリスク1 屋外の紫外線・湿度ともに良好
オススメのスキンケア:洗顔後にすぐにスキンケア

湿度が低くて乾燥していても紫外線が強い場合は、シミ・リバウンド指数が最も高いためリスク5と判断。そう聞くと多くの人は「じゃあリスク5の反対、湿度が高くて紫外線が弱い場合がリスク1なのでは?」と思うかもしれませんが、そのようなケースはリスク2となります。シミ・リバウンドのリスクが一番低いとされるのは、紫外線が弱く湿度が標準の日。湿度が高いほど肌に良いというわけではないので注意しましょう。

季節によって湿度も違えば紫外線も異なります。なかでも秋冬の湿度・紫外線は肌感覚ではわかりづらいもの。出かける前にシミ・リバウンド指数をチェックしてシミ対策するといいでしょう。

誕生秘話

今までは各局の天気予報コーナーや天気予報サイトなどで紫外線指数を見て「日焼けには注意しましょう」と呼びかけを行っていました。しかし、その呼びかけを行うのは春夏の期間メイン。秋冬になると天気予報では紫外線についての声掛けはあまり見かけなくなってしまいます。実は紫外線は春夏だけではなく年中降り注いでいるため、常日頃から注意しておくべきなのです。そこで日本気象協力会がシミ・リバウンド現象を発見した資生堂と協力して「シミ・リバウンド指数」を開発したのがきっかけ。美容のスペシャリストである資生堂と紫外線や湿度などの専門分野のスペシャリストがタッグを組むことで、正しいシミ対策ができるでしょう。

この記事の参考サイト・文献