首・デコルテのしみ | 正しいシミ対策

首やデコルテにできるシミの種類と、発生の原因について分かりやすく解説。効果的な治療法や、首・デコルテのシミを防ぐスキンケア法についてもまとめています。

首・デコルテにシミができる原因

首・デコルテに現れるシミの多くは、紫外線による老人性色素斑。紫外線にさらされやすい部分で、毎日の紫外線対策も疎かになりがちです。 また、たとえ日焼け止めを塗っていたとしても顔に比べて美白ケアをする機会が少ないため、シミができやすい傾向にあるようです。

老人性色素斑以外にデコルテにできるシミは、アクロコルドンやスキンタッグとよばれる小さなイボが多いでしょう。小さなイボは皮膚の腫瘍。腫瘍と言っても良性なので安心してくださいね。色は肌色や茶褐色をしており、シミのように見えます。

アクロコルドンやスキンタッグは一種の老化現象で、ある程度の年齢になると全くない人の方が珍しいものです。中には無数にできてしまう人も。首やデコルテは紫外線を受けやすい部位なので、紫外線が原因となる脂漏性角化症や老人性色素斑などのシミは必然的に出来やすくなります。

デコルテにはニキビもできやすいので、ニキビ跡の色素沈着も起こりやすいでしょう。デコルテは、人目につく場所なので、シミがあると実年齢以上に老けて見られてしまいます。こまめな治療やケアが大切になります。

その他、あせも・虫さされ・アトピー性皮膚炎などの炎症によってできる炎症性色素沈着も多くなっています。首・デコルテの皮膚は他の部分に比べて薄く、汗腺・皮脂腺も少なめ。それゆえに乾燥しやすくデリケートになっており、些細な刺激に弱くなっているのです。 炎症だけでなく、服の繊維による刺激・ボディタオルなどでのゴシゴシ洗い等も炎症性色素沈着の原因です。

首のシミの種類①:老人性色素斑

デコルテにできるシミとして多い老人性色素斑の原因は、2つ。1つは紫外線を長年浴びたために起こる光老化、そしてもう1つが加齢によって起こる皮膚の老化です。どちらも、紫外線が原因となっていて、これまでに浴びてきた紫外線によるダメージが蓄積した結果、シミとして現れているものです。

治療方法は4つ。1つ目は、レーザー治療。ピンポイントで確実な治療が期待できます。

2つ目はフォト(光)治療。レーザーよりも照射面積が広いので広範囲に治療ができる一方、効き目が弱いので複数回クリニックに通う必要があります。ただ、かさぶたができにくいといいうメリットもあります。

3つ目は、ハイドロキノンを塗布する方法。ハイドロキノンには漂白作用とシミの予防効果があり、効果を実感できるまでは数カ月かかります。

4つ目は、トレチノインを塗布する方法。トレチノインはビタミンA誘導体の一つで、皮膚のターンオーバーを促進させる働きがあります。ハイドロキノンと併用して使用するケースが多いでしょう。

首のシミの種類②:炎症性色素沈着

炎症性色素沈着とは、強い刺激を受けることで肌の色調が濃くなったシミのことです。代表的なものには、皮膚炎、ニキビ、湿疹、やけど、外傷、虫刺されの跡などがあります。炎症性色素沈着ができてしまうのは、皮膚にこうした炎症が生じることで、表皮のメラノサイトが活性化され、通常よりも多くのメラニンが作られるようになるからです。

肌に刺激が加わったことに対する皮膚の防衛反応なので、正常なものなのですが、できるだけ避けたいですよね。色素沈着は刺激が慢性的に加わることで生じることもあります。股ずれやお尻などにシミができるのはその例です。

放っておいて治るものもたくさんありますが、アトピー性皮膚炎の色素沈着は治りにくいケースも多いので、色素沈着の原因であるメラニンに働きかける治療を行うことで色素を薄くする方法がとられます。レーザー治療とハイドロキノンなどの外用薬を併用して治療を行うのが一般的です。

首・デコルテのシミの治療法

首・デコルテにできたシミのケアには、シミ消しに特化した顔用の美白化粧品が有効です。この部分の美白ケアに効果がある美容成分は、強力なメラニン生成抑制作用を持つハイドロキノンや、メラニン色素の還元作用を持つビタミンCがなどがおすすめ。これらは炎症性色素沈着の改善にも効果を発揮するので、シミを発見したらできるだけ早く美白ケアを始めるようにしましょう。

ただ、自宅でのホームケアでなかなか改善しない濃いシミは、レーザー治療・光治療など医療施設でのケアを考える必要があります。レーザーはシミの原因となっているメラニン色素をピンポイントで破壊してくれるため、治療回数が少なくて済むのがメリット。光治療は、広範囲に広がっているシミの改善に効果的です。場合によっては、美白成分を含んだ内服薬・外用薬を併用することもあります。

<シミ治療でおすすめの美容クリニックBEST5>

首のシミの治療方法①:化粧品

首に出来たシミは、シミを消すことに特化した美白化粧品を使用します。顔に使用する化粧品を首に使っても問題はありません。デコルテは顔よりも皮膚が薄く、皮脂が少ないので顔よりも念入りなケアが必要です。

毎日スキンケアやエイジングケアをしている顔と比べて十分デコルテをケアできていることは少ないので、肌のトーンが暗くなりがち。色の差がくっきりと出てしまうこともあります。デコルテの綺麗さは顔の印象を左右するといってもよいもの。顔用の化粧品を使ってしっかりケアすることが重要です。

前出のようにデコルテは皮脂が少ないので、セラミドなど保湿力が高い成分を配合した保湿クリームでケアしましょう。シミを作らないようにUV対策も忘れずに行います。ビタミンC誘導体が配合されたものや、ハイドロキノンが配合された化粧品を選ぶのもシミには効果的です。

首のシミの治療方法②:レーザー治療

首にできたシミやアクロコルドンは、炭酸ガスレーザーで盛り上がった組織委を瞬時に蒸発させる治療法がとられることが多いようです。レーザー治療の方法はシミの種類によって使い分けられ、炭酸ガスレーザーの他にルビーレーザーなどが用いられます。ルビーレーザーは黒いものに反応するレーザーで、照射するとパチンとはじかれたような感覚があります。イボ状のシミは、1~2週間で浮き上がってポロっと取れます。

脂漏性角化症の場合は、高周波治療、炭酸ガスレーザー治療、液体窒素療法が用いられることが一般的です。施術後の色素沈着を押さえるために、美容クリニックでは高周波治療または炭酸ガスレーザー治療を行うことが多いようです。皮膚を削ることでシミを取り除く治療方法なので、皮膚が治療箇所を覆うのに1~2週間程度かかります。その後も、1~3ヶ月は赤みと色素沈着の色が残ります。

老人性色素斑の場合は、保険適用でシミの治療をできることもあります。保険治療の場合は、シミの大きさによる料金適用ではないところもメリットかもしれません。老人性色素斑で悩んでいる人は、クリニックで相談してみましょう。

どのシミ治療の場合もレーザー照射後の日焼けはNGです。紫外線を浴びない方がよいので、治療は紫外線の少ない時期に行うことを勧められることもあります。

首のシミと間違えやすい病気「癜風(でんぷう)」

首のシミに似た間違えやすいものに、癜風(でんぷう)というものがあります。癜風は粉をふいたようなカサついた丸い湿疹のこと。かゆみや痛みはなく、茶色や白色の斑点状のシミがたくさんできるのが特徴です。癜風は皮膚の表面にカビの一種が付いて起こる病気。円形や楕円形で数が増えると、くっつくこともあります。

カビと聞くと、不潔にしていることが原因と思ってしまう人もいるかもしれません。でも、癜風は常在菌なので、ほぼ誰からも検出される菌です。菌として最も弱く、病原性はとても低いと言われています。残念ながら、癜風菌が繁殖する理由は、明確にはされていません。汗をかきやすい、油っぽい体質の人は、癜風菌が繁殖しやすいと言われています。

癜風が疑われる症状が出たら、皮膚科医の診察を受けましょう。一度かかってしまうと治りにくい病気なので、放置しないことが大切です。治療には、抗真菌剤の外用薬が用いられます。十分な治療がされないと再発してしまうこともありますので、少し良くなったと思っても自己判断せずに決められた期間はしっかりと医師の指示に従って治療をしましょう。

癜風予防で重要なのはスキンケア。汗っかきの人は乾燥を心がけたり、脂っぽい体質だったりする人は毎日湯船に浸かって不要な皮脂を落とすなどして常に肌を綺麗に保つ工夫が必要です。

日常的にできる対処法

首やデコルテからシミを守るために次のような対策を心がけましょう。

紫外線から肌をガード

シミ対策には、出来てしまったシミを消すよりもシミができないように予防をすることが第一です。

シミを作るのは、人間の体に備わった防衛反応の一つ「メラニン」です。メラニンを作る最大の理由や原因は、紫外線。そのため、シミを作らないようにするには、日々の紫外線対策が必須だということです。顔だけでなく、UVカットのクリームを首やデコルテにもしっかり塗り、こまめに塗り直しましょう。

夏場のUVケアはちゃんとするけれど、初夏や秋口は日差しがやわらぐので紫外線対策を忘れがちになってしまうという人も多いかもしれません。しかし、紫外線は年中降り注いでいます。1年を通して忘れずにケアし続けることが大切です。

紫外線は洋服を透過して肌にも影響を与えています。肌ダメージの原因の8割は紫外線だといわれていますので、紫外線対策を制するものがシミを制するともいえるのではないでしょうか。首回りのおしゃれとして、ストールやスカーフなどを上手に取り入れると、紫外線対策とおしゃれの一石二鳥にもなりますよ。

美白化粧品でのケア

首とデコルテのシミ対策には、顔と同様に、美白ケアもお忘れなく。デコルテ専用のクリームなども売られていますが、顔に使用しているスキンケア用品でOKです。顔のお手入れをした後に、首・デコルテも一緒にケアする習慣をつけてしまうと安心です。

紫外線を浴びて、うっかり日焼けをしてしまったときは、いきなり使うのではなくまずは、日焼けしてしまった部分をしっかり冷やして肌のやけどを落ち着かせましょう。化粧水を冷蔵庫で冷やして、コットンでパックすると冷却と保湿ケアを同時に行うことができます。

日焼けをしてしまった後は、肌が炎症を起こして敏感になっているので、いつもの化粧水でもヒリヒリしてしまうことがあるかもしれません。そんなときは、肌に刺激となりやすい成分が入っていない敏感肌用の化粧水や精製水とグリセリンを混ぜた化粧水を手作りしてみましょう。

冷却&保湿ケアをしっかりしたあと、美白ケアを行っていきます。美白効果を期待するのであれば、もったいがらずにたっぷり使うことがポイントです。乾燥しやすい部分なので、とくに保湿ケアは念入りに。洗うときも、乾燥を促進させるゴシゴシ洗いは厳禁です。

首のシミに悩む女性は非常に多い

あるネットマーケティングを展開する企業が実施したアンケート調査によると、首やデコルテは年齢の出やすいパーツである認識がある女性は8割を超え、男性も女性の首を見ているようです。

一方で、首やデコルテの手入れをしている女性は、3割程度にとどまっています。その理由として、「めんどうだから」が「適切なスキンケア製品が分からないから」を押さえて一位となりました。
(参照元:株式会社アイシェア調べ:「首のきれいな女性に関する意識調査」)
http://release.center.jp/2009/09/1003.html

美白ケアの定番はやっぱり日焼け止め

美白ケアをしている人はどのような方法で行っているのでしょうか。調査によると、日焼け止めやファンデーション、化粧水などが上位に来ています。

年代別に見ると、20代では全体的に美白アイテムの使用率が高いですが、50代ではジェルや美容液が上位にあがっています。年代が上がるにつれて、スペシャルケアを取り入れる女性が増えることが分かりました。

効果については、日焼け止めが一番実感していることが多い結果となっています。次いで、美容液・ジェル、マスク・パック、美容クリームと続いています。
(参照元:株式会社ナガセ ビューティケァ調べ:「働く女性の「肌と美白」に関する意識調査」)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000037.000000598.html

若いころからのUVケアが未来の自分を変える

UVケアについて、過去に対策をしておけばよかったと思うかというアンケートに対しては、女性の7割以上が思うことがあると回答しています。
(参照元:ライフメディア リサーチバンク調べ:「紫外線に関する調査」)
http://research.lifemedia.jp/2014/04/140430_sunburn.html

UVケアは、今や通年で行うことがマストです。今日から、紫外線対策をしっかりして、きれいな首元を目指しましょう。

シミを消したいあなたへ 本気で選んだ美容クリニックBEST5