友利新先生が教えるシミ対策ガイド

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脂漏性角化症の治療法

このページの監修表参道スキンクリニック
友利 新医師

脂漏性角化症の治療法を友利先生が解説!

脂漏性角化症は「老人性疣贅」とも言われ、年齢を重ねるごとにあらわれやすくなるシミです。良性の皮膚の腫瘍で、皮膚の老化現象のひとつですが、まれに若い方にできることもあります。

ここでは、友利先生と一緒に、脂漏性角化症の症状別に適した治療方法を解説。治療を検討されている方はぜひ参考にしてください。

できてしまった脂漏性角化症を改善するには

脂漏性角化症に効果があるとされる治療方法について、比較表にしてみました。それぞれの治療法を詳しく解説していくので、自分の肌の状態に合わせた治療を検討してください。

液体窒素による冷凍凝固治療 保険適用内の治療のため、最も安価で対応してくれます。ほとんどの皮膚科やクリニックで受けることができるでしょう。
電気メスで焼却して切除する 脂漏性角化症の組織を薄くはぎ取ったり焼却したりして取り除く方法です。浅く削ると再発してしまうおそれがあり、逆に深く削りすぎてしまうと痕に残るリスクがあります。
Qスイッチレーザー 大きく分けて3種類。YAG、アレキサンドライト、ルビーとそれぞれに特徴がありますが、脂漏性角化症の治療にはどれも差はなく効果があるとされています。
炭酸ガスレーザー ほとんどの脂漏性角化症の治療ができると言われており、盛り上がった角化症をきれいに取り除くことができます。

液体窒素による冷凍凝固治療

別名老人性疣贅と呼ばれますが、通常のイボ(疣贅)とは異なるためイボを取る市販薬や皮膚科で処方される軟膏では効果がありません。切除も底の部分である基底部が残ってしまうため、液体窒素による冷凍凝固治で異常な表皮細胞を破壊して取り除きます。

冷凍が弱いと再発、強く冷凍し過ぎると痕になってしまうので専門の医師が適切な温度で冷凍凝固する必要があります。

適切な温度で治療してもその部位に炎症が残ってしまうため、顔面にできた角化症の場合には向いている治療法とは言えないでしょう。

脂漏性角化症の液体窒素治療についてもっと詳しく>>

電気メスで焼却して切除する

組織を薄く表皮からはぎ取って電気メスで焼却する方法です。冷凍凝固治療と同様、浅く剥がすと再発、深く剥がしてしまうと痕になってしまうおそれがあります。こちらも医師の技量によって結果に差が出てしまうことがあります。

顔などの目立つ場所を治療するときにはおすすめできない治療法です。一般的によく用いられる冷凍凝固治療と効果があまり変わらないため、電気メスでの消却を行なっている皮膚科が少ないのが現状です。

脂漏性角化症の切除治療についてもっと詳しく>>

脂漏性角化症の治療について解説!

友利先生が教える
シミの治療法

冷凍凝固治療は綿棒を押し当てるだけの手軽な治療です。一方電気メスは組織を焼きますが、一度かさぶたにしてから肌をきれいにするという点では冷凍凝固治療と効果が似ています。
冷凍凝固治療と電気メスに共通しているのは、担当する医師の技量によって仕上がりに差が出やすいということ。治療後、跡に残ってしまう可能性があるので顔には向いていません。

炭酸ガスレーザー

脂漏性角化症にとって、皮膚の隆起に関係なくきれいに取り除くことができるのが炭酸ガスレーザーです。治療後の色素沈着が起こるのも他の治療に比べて短く、数カ月で目立たなくなるでしょう。

ただし、基底部の異常な表皮を取り除くには技術が必要なので、この治療法でも医師の技量によって結果が分かれる可能性があります。もし基底部に細胞が残ってしまった場合、数カ月から数年で角化症が再発することがあります。

炭酸ガスレーザーで脂漏性角化症を治療したいときは症例数の多い経験豊富な医師を選んで依頼することをおすすめします。

Qスイッチレーザー

ルビー、アレキサンドライト、YAGレーザーと大きく分けて3種類のQスイッチレーザーがあります。これらの違いは振動を発する媒体の違いで、波長が694nmならルビー、755nmならアレキサンドライト、1064nmならYAGレーザーに分類されます。

脂漏性角化症に対してはどれも有効とされており、治療に適していると言えるでしょう。ただし、角化症の隆起が厚い場合は皮膚の基底細胞が残ってしまうため、完治が難しい場合があります。

脂漏性角化症のレーザー治療について解説!

友利先生が教える
シミの治療法

顔にできた脂漏性角化症をはじめ、多くのケースに対応できるのがレーザー治療です。なかでも炭酸ガスレーザーは隆起している場合にも治療できます。

脂漏性角化症は特殊なシミで、腫瘍にあたるものです。レーザーを照射できるのは「良性の腫瘍」である場合のみ。悪性化することはありませんが、がんやメラノーマなど初期の悪性腫瘍と似ている点には注意が必要です。そのため美容皮膚科では、医師が施術前にシミを診察して良性かどうか判断します。

脂漏性角化症のレーザー治療についてもっと詳しく>>

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友利 新医師

クリニック勤務と非常勤講師も務める女性医師

沖縄県宮古島出身の友利医師は、東京女子医科大学卒業後、東京女子医科大学病院の内科に勤務を経て皮膚科へ転科。現在は東京都内にある2つのクリニックに勤務の傍ら、琉球大学医学部の非常勤講師に就任しています。医師という立場から美容と健康を医療として追究しており、雑誌やテレビなどで美しく生きるための啓蒙活動を展開中です。

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