友利新先生が教えるシミ対策ガイド

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顔のシミを改善・予防するための正しい対処法 » 脂漏性角化症の正しい対策・治療法ガイド » 脂漏性角化症の治療法 » レーザー治療(脂漏性角化症)

レーザー治療(脂漏性角化症)

ここでは、脂漏性角化症に効果があるとされるレーザー治療で使われる機器の特徴や効果についてまとめました。また、治療の流れや注意点、考えられるリスクまで詳しく解説しています。どのような方法で脂漏性角化症を治療しようか検討している方や、レーザー機器の種類で迷っている方は治療前にぜひご一読ください。

治療に使われる主なレーザー機器

脂漏性角化症を取り除くには、冷凍凝固や焼却切除など従来からさまざまな治療法がありますが、最近では医療レーザー機器が発達し、ある程度容易に取り除くことができるようになりました。脂漏性角化症の治療に使われるレーザー機器の代表がQスイッチレーザーと炭酸ガスレーザーです。Qスイッチレーザーは隆起のない平坦な角化症、炭酸ガスレーザーはある程度盛り上がりのある角化症の治療に適していると言われています。それぞれのレーザーの特徴や効果について細かくまとめました。

Qスイッチレーザー

Qスイッチレーザーで脂漏性角化症を治療したとき、レーザーがメラニンに反応してシミをうすくしてくれるものの、表面が盛り上がっている角化症の場合には解消の可能性は低い傾向に。これは皮膚の奥深くの細胞である基底細胞が残ってしまうためで、数カ月から数年の間、最長5年のうちに再発することがあると言われています。

Qスイッチレーザーで脂漏性角化症を改善したい方は、まず自分のシミが盛り上がっていないかどうかを確認してみましょう。平坦なシミであれば十分に改善が期待できます。レーザーを照射した部分に熱反応を起こし、組織に適度なダメージを与えて破壊するという仕組みです。クリニックによって導入されている種類が異なるようです。

炭酸ガスレーザー

脂漏性角化症にとって、皮膚の隆起に関係なくきれいにシミを取り除くことができるのが炭酸ガスレーザーです。治療後の色素沈着が起こる可能性が他の治療に比べて短く、数カ月で目立たなくなるでしょう。ほとんどの脂漏性角化症で治療が可能です。

炭酸ガスレーザーはメラニンには反応せず、組織に含まれる水分に反応する仕組み。基底部の異常な細胞まで取り除くには技術が必要で、医師の技量によって結果が分かれる可能性があります。もし基底部に細胞が残ってしまった場合、数カ月から数年で角化症が再発することがあるため注意が必要です。炭酸ガスレーザーで脂漏性角化症を治療したいときは症例数の多い経験豊富な医師を選んで依頼することをおすすめします。

レーザー治療の流れ

ここでは、顔にできた脂漏性角化症をレーザー治療する場合の治療の流れをまとめています。

1.洗顔

まずは洗顔し、脂漏性角化症かどうかを診察しやすくしてから診察にうつります。女性の場合はメイクをしっかりと落としましょう。カウンセリングで、どのレーザー機器が適しているかを見極めて治療方法を決定します。

2.麻酔

炭酸ガスレーザー治療の場合は局所麻酔の注射を打ちます。Qスイッチレーザーの場合、とくに麻酔は必要ありませんが、痛みに弱い方や広範囲の照射が必要と診断された方は、麻酔クリームを塗布します。

3.照射

担当する医師がレーザーを照射します。炭酸ガスレーザーの場合は麻酔をしているので痛みはありません。Qスイッチレーザーは、パチッとゴムではじかれたような感じがします。施術中の痛みも輪ゴムで弾かれた程度です。

4.アフターケア

保護材の軟膏を塗ってテープを貼り施術完了です。レーザー照射後は数日間軟膏を自分で塗りましょう。しばらくすると皮がうすく剥がれ落ちてきます。外出時は必ず日焼け止めを塗り、照射した部分が紫外線にあたるのを防止しましょう。

レーザー治療の注意点とリスク

レーザー照射後はかさぶたがはがれるまで、軟膏とテープで覆います。治療後、2~3週間後に色素沈着が生じることがありますが、半年ほどかけて徐々にうすくなっていきます。治療後は皮膚がうすくなっている状態のため、その部分はイボやシミができやすい状態です。紫外線にあたるとシミが再発してしまうため、必ず日焼け止めを使用しましょう。また首やデコルテを治療した場合は、アクセサリーや服などで極端に摩擦を受けないようにすることも大切。皮膚を摩擦や紫外線から守ることが再発防止につながります。照射した皮膚の傷が回復するまでの半年間は十分に注意しましょう。

レーザー治療による脂漏性角化症の治療は、冷凍治療の場合よりも再発しにくいとされていますが、あくまで可能性が低いというだけで、絶対に再発しないというわけではありません。スキンケアを怠っていると結局再発してしまいます。「シミが取れたから」と油断せずに、セルフケアを念入りにしておくことが大切です。