友利新先生が教えるシミ対策ガイド

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液体窒素治療(脂漏性角化症)

できてしまった脂漏性角化症を効果的に取り除く方法のひとつに、液体窒素による凍結療法があります。ここでは、液体窒素による治療の流れや、どんな状態の肌に適しているか、注意点やリスクも含めてまとめました。

どんな脂漏性角化症に向いているか

液体窒素による凍結治療は、顔以外にできた脂漏性角化症を治療するときや、普段露出をしない部位にできた場合におすすめの治療法です。

半年~2年ほど色素沈着が残ることがあるため、顔にできた脂漏性角化症だと治療後に「炎症後色素沈着」となり長期間シミのようになって目立ってしまいます。また、治療後の患部は皮膚がうすくなっているので、紫外線をあてると逆にシミを引き起こしやすい状態に。紫外線を浴びやすい顔や露出の多い部位は避けた方がいいでしょう。普段、紫外線のあたらない部位であれば手軽に受けやすくおすすめです。

液体窒素による凍結治療とは

脂漏性角化症になった部分に-196℃の液体窒素をあてて一時的に疣贅(イボ)を凍らせ、そこを「かさぶた」の状態にして取り除く方法で、ほとんどの皮膚科で受けられるポピュラーな施術です。低温やけどのような状態を起こして病変した細胞を破壊し、新しい皮膚を入れ替えることでシミをなくします。

保健適応の範囲内で治療できるため、施術費用が安く済むのがメリット。クリニックによって初診料や薬代がかかりますが、数か所を施術しても1,000円程度と安価です。痛みが少なく、我慢できる程度の治療なので麻酔が必要ありません。施術時間も10分程度とスピーディー。脂漏性角化症の治療法のなかでも手軽に受けられる施術と言えます。

治療の流れ

液体窒素を押しあてる際に麻酔は必要ないとされていますが、痛みに弱い方には麻酔クリームなどで対応してくれます。どうしても痛みが我慢できないという方は担当医に相談しましょう。また、炎症後に色素沈着をしてしまわないように、クリニックによってはビタミンや炎症を防ぐクリームが処方されることがあります。医師の指示に従って継続的にセルフケアを行ないましょう。

凍結治療での注意点やリスクは?

目立つ部位の治療は十分に注意を

凍結した後の肌に強い炎症が起こるため、施術から1~2日間は痛みを伴うことがあります。場合によっては水ぶくれのようになることも。また、液体窒素を押しあてた部分が痕になって残ることがある点もリスクと言えるでしょう。顔など肌が露出して目につく部位の凍結治療はあまりおすすめできません。

さらに、表面上の脂漏性角化症は凍結して剥がれ落ちても、皮下の深い部分の細胞までは取り除けないことがあるため、半年~2年間のうちに再発する可能性があります。

再発を繰り返す場合は他の治療に切り替え

数回の治療を行なっても状態が改善しない、再発してしまう方は、他の治療への切り替えを検討しましょう。

脂漏性角化症は大きくなったり皮膚が盛り上がったりすることはありますが、悪性化してがんになるということはありません。しかし自己判断して放っておくのは良くありません。脂漏性角化症だと思っていたものが、実は他の疾患だったというケースもあるのです。自分の肌の状態を医師にきちんと診断してもらい、確実に取り除ける方法を提案してもらうことをおすすめします。