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ケミカルピーリング | シミ治療まとめ

クリニックで行われるシミ消し治療の一つ、ケミカルピーリングについて、特徴や効果のメカニズムなどをまとめました。

ケミカルピーリングって何?どんなシミに効果があるの?

ケミカルピーリングとは、薬剤を塗ってシミを除去する方法。比較的薄めのシミを消すには有効な方法とされています。シミ消し治療の一環として、多くのクリニックでケミカルピーリングを採用しています。しかし、すべてのタイプのシミをケミカルピーリングで除去できるわけではありません。老人性色素班や炎症性色素沈着など、限られた種類のシミのみが対象です。

また、たとえケミカルピーリング向きのシミであったとしても、あまりに色素が濃くなってしまっている場合には、治療効果が薄れます。除去効果が高いのは、あくまでも薄めのシミのみです。

なお、肝斑をケミカルピーリングで消すことはできません。肝斑は、紫外線などの外的要因ではなく、女性ホルモンなどの内的要因が原因と考えられています。皮膚疾患とは根本的に違うため、ケミカルピーリングの効果は得られません。

ケミカルピーリングがシミを消すメカニズム

ケミカルピーリングは、簡単に言うと、シミを肌の古い角質ごと溶かしてしまうという治療法です。治療に使われる薬剤は、主にサリチル酸やグリコール酸、乳酸など。これらをシミ部分に塗ると、角質が柔らかくなり、やがて角質がポロポロとはがれてしまいます。同時にシミも剥がれ落ちていくというメカニズムです。

古い角質がはがれてしまうわけですから、肌は自然に新しい角質を形成しようと働きます。ケミカルピーリング直後の新しく生まれ変わった肌は、シミがなく、みずみずしいキレイな肌となります。

サリチル酸の効果

サリチル酸は、ピーリング効果のある成分の中で唯一「油溶性」です。油溶性のサリチル酸のメリットは、毛穴に詰まった角栓にもピーリング効果がある点。詰まった角栓で皮膚が固くなり、ターンオーバーが難しい肌質の人でも、サリチル酸配合のピーリング剤ならシミを除去できます。

また、なかなか治らないニキビ跡にも効果的です。水溶性のピーリング成分よりも、皮膚の深層部までピーリングできるのが特徴。そのうえ、想定以上ピーリングしてしまうリスクは少ない成分です。鎮痛作用も兼ねているので、ピーリング時の不快感や痛みはほとんどないでしょう。

ただし、取り扱いが難しい成分のため、誤った知識で使用すると、炎症によるただれや色素沈着が起こる可能性があります。そのため、サリチル酸は医療機関のピーリング剤にしか使用されていないことがほとんどです。

グリコール酸

クリニックやエステ、皮膚科などのケミカルピーリングで最も使用されている成分です。グリコール酸の特徴は分子の細かさ。毛穴から皮膚の深層部まで入り込み、肌の古い角質を溶かしてピーリング効果を発揮します。角質を溶かす酸は比較的強めです。

そのため、配合濃度を誤ると過剰にピーリングしてしまう可能性もあります。そのため、グリコール酸の配合された薬剤のケミカルピーリングを受ける際は、調合や取り扱いに精通した実績のある医師が在籍するクリニックを選ぶのがベストです。

乳酸

グリコール酸に次いで、ケミカルピーリングで多く使用されている成分です。乳酸の分子は大きいので、皮膚の深層部に達していないシミやくすみ向き。角質を柔らかくしてピーリング効果を発揮します。肌の色むらをフラットにできるので、美白効果を狙う人にもおすすめの成分です。

ただし、乳酸はアレルギー反応を起こしやすいため、敏感肌の人は肌がかぶれてしまう可能性も。アレルギーが気になる人は、医師に相談して配合量を調整してもらうか、パッチテストを行なうと良いでしょう。

クエン酸

クエン酸は、肌のターンオーバー促進作用と角質を浮き上がらせる酸の力でピーリング効果を発揮します。クリニックで使用されるケミカルピーリングの薬剤にはあまり使用されておらず、セルフピーリングで使われることが多い成分です。

お手軽に手に入る成分ですが、酸の力が強いため、誤った使い方をすると「乾燥肌・敏感肌」の人は肌トラブルを引き起こす可能性があります。使用の際は充分注意しましょう。

リンゴ酸

リンゴ酸は、クエン酸と同様にホームケア用のピーリングアイテムに配合されている成分です。角質を柔らかくする作用があり、ピーリング効果をうたう石鹸に使用されることがほとんど。手に入れやすく、毎日のケアに取り入れやすいのが特徴です。

ほかの成分と比べると「刺激」「ピーリング効果」のどちらも低めなので、肌への負担はありません。しかし、直接的なシミ改善にはつながらないでしょう。主にくすみ改善や美白効果を求めている人向けの成分となります。

ダウンタイム・デメリット・安全性

ケミカルピーリングには、ダウンタイムがほとんどありません。ただ、治療直後は肌のバリア機能が低下した状態となるので、紫外線を避けるなどの自己防衛をしましょう。半日~1日程度は、化粧も避けたほうが無難です。

なお、ケミカルピーリングに使う薬剤は、ドラッグストアなどでも販売されています。クリニックで使うものと比べると、安全性の観点からかなり濃度が薄められています。定期的に顔の角質を除去するだけなら問題はありませんが、本格的にシミを消したい場合には、クリニックでピーリングすることをお勧めします。

ピーリング治療によるさまざまな美肌効果

ピーリングは、古い角質にサヨナラする画期的な治療法。黒ずんだ角質の下には、赤ちゃんのような肌が隠れています。しかし、硬化してしまった角質や毛穴に詰まってしまった角栓は、ちょっとやそっとのことでは肌から離れてくれません。そんな頑固な角質や角栓を落としてくれるのがピーリングなのです。古い角質が取れた肌はどのようになるのか?想像してみてください。

古い角質が取れると、そこに蓄積されていたメラニン色素も一緒に剥がれ落ちます。つまり、シミ・ニキビ跡・くすみ・日焼けなど、色素沈着が原因の問題すべてを解決できるのです。古い角栓が取れた肌は、言わずもがな毛穴の黒ずみも改善されますよ。

また、避けては通れないと思われているシワやたるみなどの老化現象も、ピーリングを続けることで改善効果が見込めます。たるんだ肌やシワのくっきりついた肌をマスクだと思い、それを剥がすようなイメージを持つと分かりやすいかもしれません。シワの深さの分だけ繰り返しケミカルピーリングを行なえば、若々しい肌を手に入れられることでしょう。

ただし、期間をあけずにピーリングを繰り返すと肌トラブルになる可能性もあるので、治療を受ける頻度については細心の注意をはらってくださいね。

クリニックのケミカルピーリングとホームケアの違い

クリニックのケミカルピーリングとホームケアで行なうピーリングの違いは、大きく分けて2つあります。

使用する薬剤

クリニックのケミカルピーリングで使用される薬剤は、ピーリング効果の高さが特徴。医療機関でしか使用されない薬剤によるケミカルピーリングを受けられます。中には、有効成分を独自配合した薬剤を使っているクリニックもありますよ。

ホームケアの場合、市販されているピーリング商品の効果はクリニックに比べると低いです。一見するとコストがかからないように思えますが、シミを消すとなると何度も使用する必要があるため、「結果的にはクリニックのケミカルピーリングのほうがお得だった」ということもあるんですよ。

安全性

ピーリング効果のある成分を知っていても、成分ごとの適切な配合濃度まで知っている人は少ないでしょう。クリニックなら、しっかりとした濃度知識を持つ医師が在籍しているので安心です。肌トラブルを招かないように、濃度を調整してもらえるでしょう。

また、もし肌トラブルが起きたとしてもクリニックなら適切なケアをしてもらえます。ホームケアの場合、誤った濃度知識で作ったお手製ピーリングで肌トラブルが起こっても対処するのは自分自身。結果的に、皮膚科へ通うことになるケースも少なくありません。

トラブルを避けるためには、濃度知識と医療知識を持った医師のもとでピーリングを受けることをおすすめします。

安心してケミカルピーリングを受けられるクリニックの選び方

ピーリングでシミを改善するにあたっては、クリニックの選び方も重要になってきます。ここでは、安心してケミカルピーリングができるクリニックの選び方について紹介していきます。

  • カウンセリングなどを細かくしてくれるか
  • 受けやすい価格になっているか
  • ダウンタイムなどが日常生活に支障をきたさないか

3つのポイントを挙げましたが、何より重要なのがカウンセリング。カウンセリングをしてもらった上で、自分の肌の状態にあった施術をしてもらうのがベストです。カウンセリングで、あらかじめ疑問点を解消しておくことも大事。ピーリングのダウンタイムや効果もクリニックによって異なるので、事前に相談しておくのがよいでしょう。

そのほか、価格やダウンタイムについてもクリニックを選ぶ上では欠かせません。ダウンタイムが長く、日常生活に支障をきたすようであれば施術についても考え直す必要があります。価格も、アフターフォローなどを含めてどれぐらいの費用がかかるのかを明確にしておくとスムーズですね。

ケミカルピーリングを受けるならココ!おすすめのクリニック3選

クリニック名 銀座美容外科クリニック
ケミカルピーリングの特徴 銀座美容外科クリニックで導入されてているのは、医療機関専用の高濃度ピーリングとイオン導入を兼ねたピーリングの2パターン。
高濃度ピーリング剤には、3種類の成分(サリチル酸・グリコール酸・乳酸)が絶妙なバランスで配合されており、ピーリングの即効性が期待できます。
イオン導入を兼ねたピーリングは、シミ治療と同時に保湿効果も得られますよ。
施術にかかる時間はどちらも30分前後。施術直後にメイク・洗顔できるのがポイントです。
費用 ケミカルピーリング+イオン導入(顔全体1回):3,000円~
ミルクピール(顔全体1回):9,800円~
所在地 銀座院:東京都中央区銀座5-3-12 壹番館ビル6F
アクセス 銀座院:「銀座駅」徒歩1分
クリニック名 メディアージュクリニック青山
ケミカルピーリングの特徴 メディアージュクリニック青山のケミカルピーリングは、乳酸を使う施術とサリチル酸を使う施術の2通りから選べます。
乳酸によるケミカルピーリングは、医療機関専用のピーリング剤を使用。肌への刺激が少ないのが特徴です。ターンオーバーを促進してくれるので、くすみや薄いシミの改善効果が期待できます。
サリチル酸によるケミカルピーリングは、角質をも溶かす強力な溶解作用のあるピーリング剤を使用。ニキビ菌も溶かしてくれることから、主にニキビ治療・予防法として用いられているようです。
費用 サリチル酸マクロゴールピーリング(顔全体1回):12,960円~
ラクト(乳酸)ピーリング(顔全体1回):10,044円~
所在地 東京都渋谷区神宮前5-51-8 ラ・ポルト青山7F
アクセス 「表参道駅」徒歩2分
クリニック名 KMクリニック
ケミカルピーリングの特徴 KMクリニックは、一般的なケミカルピーリングとイオン導入を兼ねたケミカルピーリングを用意。細かなシワやたるみ、シミやくすみなど、さまざまな肌の悩みにまんべんなく効果を発揮します。アンチエイジング治療に力を入れているKMクリニックらしいケミカルピーリングです。もちろん、ニキビやニキビ跡にも効果的。
ただし、ピーリング剤の含有成分に関して、公式サイトに記載はありませんでした。情報によると、患者に合わせて酸の濃度や使用する薬剤を変更しているとのこと。平均すると、8回のピーリングで悩みが改善するようです。自分の肌質やシミの状態に近い人の口コミを探してみると、参考になるかもしれません。
費用 ケミカルピーリング(顔全体1回):9,720円~
ケミカルピーリング+イオン導入(顔全体1回):10,800円~
所在地 KM新宿クリニック:東京都新宿区歌舞伎町2-46-5 KM新宿ビル8F
アクセス 「新宿駅」徒歩7分
シミを消したいあなたへ 本気で選んだ美容クリニックBEST5